名義を変更します
皆さんにお知らせです。
これから私、『あごわーるど』管理人は、メインで使用する名義を
げを
に変更いたします。
このページで伝えたいことは究極それだけです。
後は長々と自分のハンドルネームについて語っているだけなので、興味が無ければここから先は読まなくてオッケーです。
ゲ云ヲ
……うーん。
こちらの三文字は、私が現在(2025/7/22)公的に使っている名義であり、Twitter(X)やnoteなどではこのハンドルネームにしているのですが……
最近、『あごわーるど』の更新やらなんやらで、この名義を目にする機会が増えて。それで、よく思うことがあるんですよ。つまり……
これ、ヘンじゃないか?
と。
いやいや、こんなわざわざヘンな名義にしているのにも、理由があったはず。この名前にしたわけを、思い出してみよう……
というわけで、ここからはしばらく私のハンドルネーム変遷のお話になります。今しばらく、お付き合いください。
私も別に最初からこんなヘンな名前だった訳ではなく、その前に、長らく使ってきたハンドルネームがありました。 それが、こちらです。
ゲムヲ
そう、「ゲムヲ」という名義が、「ゲ云ヲ」の前にあったのです。
そしてお察しの方も多いかもしれませんが、この名義には、元ネタがあります。そう、
(スクリーンショット:ニコニコ大百科)
かつて液晶型ゲーム機『ゲーム&ウオッチ』で日本に旋風を巻き起こし、現在では『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズを中心に活躍するキャラクター、Mr.ゲーム&ウォッチさんが元ネタです。
もっとも、「ゲムヲ」というのはファンからの愛称で、公式なキャラクター名ではないのですが。とにもかくにも恥ずかしながら、キャラクターの名を借りてハンドルネームにするような蛮行を犯すタイプの人間なんですよ私は。
でも、許してほしいポイントが一つございます。それは、このハンドルネームをはじめて使ったのが幼稚園の年長とかたしかその辺りだったということです。
当時からゲーム大好きっ子だった私は、とにかく任天堂タイトルを始めとしたゲームに登場するキャラクターを愛していました。
そして、私が当時よく遊んでいた機種はDSか3DSか、WiiかWiiUか、という時代なので。インターネットにも接続できるハードだし、とにかく自分の本名でない、“ハンドルネーム”の重要性はそのころから薄ぼんやりと知っていたのです。
そうして少年は、“自分で考えた”名前を新しく使うことにしました。
そんな彼が当時生み出したハンドルネームとして、たしか「ゲムヲ」の他にも以下のようなものがあったと記憶しています。
ルイージ
カービィ
ロボット
……オリジナリティ、皆無か?という感じですが、まぁ、この世の中は“シーザー”さんとかが沢山いる世界ですし。
彼にとって一番身近にあった“名前”が、こういったゲームのキャラクターたちだったんだと思います。
そして、当時からインターネット大好きっ子だった私は、恐らくどこかでMr.ゲーム&ウォッチが「ゲムヲ」と呼ばれている瞬間を目にしたのでしょう。
Mr.ゲーム&ウォッチは、マニア心をくすぐるその出自に、平面という『スマブラ』では唯一無二の個性持ち。子供のころから大人になった今でも大好きなキャラクターですが、唯一の弱点といえば、名前が長いこと。
その長さからパクリハンドルネームシリーズに組み込めないことに悩んでいた少年にとって、おそらく「ゲムヲ」という略称は、渡りに船であったに違いありません。
そうして「ゲムヲ」という名前は少年にとってお気に入りの名前になり、あらゆるゲームでその名前をとりあえず付けることになります。もしかしたら、本名より呼ばれた回数が多かったころもあったかもしれません。
しかし、少年は成長していくにつれ、だんだんゲムヲという名前に厳しさを感じるようになってきました。
まず単刀直入に気になったのが、略称とはいえキャラクター名をそのままハンドルに使うというのはどうなん?というのがあります。
いや、この文章はキャラクター名をそのままハンドルに使っている方も閲覧していると思うので、そういう方を腐すつもりはないんですが……
ただ、ともすると私の言動次第で、Mr.ゲーム&ウォッチの評判に傷がついてしまう可能性もあるわけで……そういうリスクは、やはり最大限減らしたい。
また、単純に被りが多い、というのも理由としてあります。よく知られている略称ではあるので……
(実際に、相互フォロワーさんの中にも「げむを。」という名義で活動されてる方がいらっしゃいます)
そんな私は2021年、起死回生の一手を打ち出します。
そう、名義の変更です。
このままじゃマズい、と思った当時の“ゲムヲ”が新しくこしらえた名前が……
ゲ云ヲ
となるわけです。
“ム”を字面が似てる“云”という漢字に変更したことにより、少なくとも被り云々の問題は完全に解決されることになりました。
しかし、この「ゲ云ヲ」という名義。問題が山積みでした。
まず、一点目の問題。それは、読み方がわけわからんという問題です。初対面の方にこの名義で接すると「げ……うん……を……?さん……?」みたいな反応を必ずされ、この時点で名前として致命的な瑕疵があることがお分かりになると思います。
そして、実は「ゲ云ヲ」の読み方は私でさえちゃんと分かっていないというのですから、もう名前を作るのやめちまえであることがお分かりになると思います。
「ゲムヲ」から変化した名前なので、“げむを”とそのまま読むのか……?それとも、素直に音読みして“げうんを”なのか……?あるいは“げでんを”なのか……?
その問いに、結局マトモに自分自身で答えを作ることができませんでした。“ああああ”の方がマシです。読みがあるから。
そして、二点目の問題。それは、結局「ゲムヲさん」と呼ばれる問題です。
これは、100%呼ぶ側に責任はないと断言できます。もちろん慣れ親しんだ名前の方で呼びたくなる、という人情もあると思いますが、その前に変換が面倒くさすぎます。
“ヲ”の時点でちょっとアレなのに、“云”という云々以外でまず見かけないような文字を変なところに打ち込むというのは大変です。人の名前を呼ぶときに、そんなことイチイチしたくないのが人間の性でしょう。
そして私も挙句の果てに、さまざまな理由(変換が面倒臭いとか)によりDiscordなどでは「ゲムヲです!」と自己紹介するようになってしまったのですから、意味無いことこの上ありません。
おかげで「ゲムヲ」という名前について私が気になっていた点は何も解決せず、せめて「げむをんぬ」と名乗るようにしてみたりとか小賢しい真似は色々してみたものの、結局私はキャラクター名ハンドラーとしての人生にクサビを打つことはできませんでした。
まぁそれでも、しばらくは「名義は名義」と考えるようにしていました。
活動によって、「名前は意味不明だけど面白い」という人になっていけたらいいな、と思っていたのですが……。
最近になって、“ゲ云ヲ”という名前が『オモコロ』に掲載されてしまい、ついには“ゲ云ヲ”にちなんで「ゲタカルビ」まで貰ってしまった([オモコロ杯受賞の感想つらつら]参照)のだからさぁ大変。
ちょうど今日、「ゲタカルビ」がこちらにも届き、インターネット活動にあたっての名義の重要性を2kgの肉として知らしめられました。
これはもう、変えるしかないでしょう。名義。
幸いにして、あごわーるどを開設してから、まだ2週間も経っていません。変えるなら早いうちの方が絶対に良いですよね。
……うーん。
しかし、どう変えたものか?考えてみると、思いつかない。
Mr.ゲーム&ウォッチの呪縛から逃れることが目的ですから、「げむをんぬ」じゃダメなわけです。
ですが“読みやすさ”も重要なわけなので、ペンネーム風に「下云汚んぬ」とかにしてしまったら本末転倒すぎるわけです。
しかし、変えすぎると、「ゲムヲ」や「ゲ云ヲ」名義で今まで交流してくださった方を混乱させることにもなりかねない。
まぁ、あまり「ゲ云ヲ」からは引き継がなくても良いのかもしれません。「ゲ云ヲ」名義しか知らない方は、恐らく“云”の部分の読み方を特定できなかったと思うので……(そもそも正解が無いので当然)
なのでそういう方は、とりあえずさしあたり“ゲ”と“ヲ”だけで認識してくれていたのではないか、と勝手に思っているのですが。
完全なる妄想ですが、もしかしたら裏では、「ゲヲさん」なんて呼び方をしてくださっていた方もいるのでは!
……ん?
えー、ということで、新名義決定いたしました。
これからは
げを
として活動をしてまいります。活動内容などが変わるわけではないので、よろしければ引き続き応援してくだされば幸いです。
また、「ゲムヲ」や「ゲ云ヲ」、「げむをんぬ」「下云汚んぬ」「ゲタカルビ」等でお呼びいただいても構いません。特に昔からお付き合いのある方は「ゲムヲ」という名前で呼んでくださっていた方が多いと思うので、引き続き「ゲムヲ」で大丈夫です。
ではげをを、これからもよろしくお願いいたします!(たった今、「げを」という名前に助詞の“を”がすこぶる付けづらいという弱点が発覚しました!これはまた名義変更が必要か!?)
P.S. 「ゲヲ」にしなかった理由は、カタカナにしちゃうと余りにも高価買取すぎるからです。
2025/7/22